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2024.10.16

肩こり対策

 肩こり対策 

首や肩周りの筋肉量があると、首が比較的まっすぐになるので、前かがみの程度が少なくて済むことと、頭の重さを支える際に、個々の筋肉細胞にかかる負担分が少なくなり、肩こりが生じにくくなり、逆に首から肩にかけての筋肉量が少ないと、肩こりが生じやすくなります。

また、怒り肩のヒトの方がなで肩のヒトよりも、首から指先までの距離が長くなるので、首や肩の筋肉にかかる重力の負担が増加するので、肩こりが起きやすくなります。なで肩の人は、両肩の位置を高めにし、胸を反らすように肩を少し後ろに引いた姿勢を常に意識すると肩こりの予防になります。

街中でも良くみかける、スマホをやっている時の姿勢が、この肩こりを作り、増やし、悪化させていることは間違いありません。

凝り固まった筋肉を、圧迫やマッサージでほぐしたり、湿布などを張ったり温めたりすることにより症状は改善しますが、何よりも予防が第一です。

頭を背骨の真上に来るように姿勢を矯正することで、この負担がかなり軽くなります。両手を後ろに回し、反対の手の肘を持って、脇を締めるようにして、両方の肩甲骨を寄せるようにしましょう(この際、おなかを引っ込めると、お腹のダイエットにも役に立ちます。

身体が硬くて、手が後ろに回りにくい人や、肩の関節が痛くなる人は、手を背中側に回して、脇に物を挟む感じで、脇を締めるだけでよいです。その際には、肩を開いて胸を張ること、顎を少し引き気味にすることを忘れないでください。

お笑いコンビの『オドリー』の春日さんの『カスカス』体操も肩こりの予防・改善に役立ちます。

令和6年9月25日TVS『巷の噂大検証‘それって実際どうなの会』で餅田コシヒカリさんが3日間にわたって肩甲骨をグルグル回し続けました。1日の摂取カロリーは約2500キロカロリーを食べ、食事制限をしない状態での検証です。呼吸に合わせて動かすことが進められていて、息を吸いながら肩を大きく回し、はきながら戻す動作を繰り返すだけです。

川村内科診療所 川村昌嗣

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