川村所長の講演会打ち明け話
2013.08.02
脳卒中にならないコツ
2013年7月24日に横浜市西区西前町にある大向ビルの一階で講演をしました。年配の方が多く熱心に聴講され、質問も多数いただきました。
脳卒中にならないコツ
①血圧の管理:高い状況が続くことも、薬を飲んでいて下がり過ぎるだけでなく、薬を飲んでいなくても脱水になりなって血圧が下がり過ぎる状況も脳梗塞になりえます。
落ち着いている時の血圧測定だけでなく、忙しい時、イライラしている時、ストレスのある時の血圧が高くなっている時も、血圧値を測定しましょう。血圧の値は常に変動するものです。自分の生活の中で血圧が高い時と低い時の状況を知りましょう。
②脱水の予防:こまめな水分補給が大切です。暑いからといって、氷が浮いた冷たいものをゴクゴクと飲んでいると、胃腸の調子がわるくなりますので、室温や温かいものを取るのがお勧めです。その際に、カフェインが入ったお茶・コーヒー・紅茶・ウーロン茶だと、利尿作用があるため、水分補給にならないことがしばしばあります。カフェインの少ないほうじ茶か、カフェインのない麦茶・十六茶などを取るようにしましょう。
汗をいっぱいかいた際には、塩分補給も必要です。スポーツドリンクもお勧めですが、糖尿病や糖代謝異常がある方は、ほとんどのスポーツドリンクに糖分が含まれているので、麦茶やお水と梅干といった組み合わせの方がよいでしょう。高血圧がある方はスポーツドリンクのままだと塩分の過剰になる可能性があるので、水で半分の濃度に薄めて飲みましょう。
③生活習慣病の改善:メタボ解消には、腹凹ウォーキング、腹凹トレ、お腹インアウトダイエットを実践しましょう。