消化器系

2013.10.07

高齢者における大腸内視鏡精査 けいゆう病院 水城啓先生

2013年10月4日 けいゆう病院
演題「高齢者における大腸内視鏡精査」
演者:けいゆう病院消化器内科 水城啓先生
内容及び補足(含質疑応答)「近年大腸癌は増加しており
国立がん研究センターの情報によると2011年の死亡が多い部位は女性においては1位になっている。
     1位  2位  3位    4位    5位
男性   肺   胃   大腸  肝臓   膵臓  大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸8位
女性   大腸  肺     胃     膵臓  乳房  大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸9位
男女計  肺     胃   大腸   肝臓  膵臓  大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位
多くの場合には便潜血反応検査を受診し、異常があった場合に検査を勧められ、受診をすることになるが、平成22年度http://www.jsgcs.or.jp/09magazine/pdf/h22.pdf#search=’%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B6%88%E5%8C%96%E5%99%A8%E3%81%8C%E3%82%93%E6%A4%9C%E8%A8%BA%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E5%85%A8%E5%9B%BD%E9%9B%86%E8%A8%88′で診てみると要精検率は6%前後、精検受診率が50%前後で、健診受診者の0.1%前後に大腸癌が発見されている。

要精検率と受診率を年齢別に見てみると年齢とともに増加しており、受診率は80歳以降で減少するまでは増加している。

大腸癌の発見率も年齢とともに増加している。

癌でない病変についても同様である。

http://www.jsgcs.or.jp/09magazine/pdf/h22.pdf#search=’%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B6%88%E5%8C%96%E5%99%A8%E3%81%8C%E3%82%93%E6%A4%9C%E8%A8%BA%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E5%85%A8%E5%9B%BD%E9%9B%86%E8%A8%88′
進行癌のうち60-75%に、早期癌では30-40%に便潜血反応が陽性とするデータもあり、高齢者においては、便潜血反応が陰性だから心配ないとは言えない。実際、けいゆう病院でも80歳以上の症例においては、ここ1年間で30例ほど内視鏡検査を行っており、2例の大腸癌、18例のポリープ症例を経験している(うち3例は胃癌)。そのうちの半数は入院して検査している。検査を行うきっかけは、健診での便潜血反応、腹部の症状からの紹介受診、貧血精査依頼などがあった。」

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